スピリチュアルとは

投稿日: 2023.10.10 最終更新日: 2024.9.24
スピリチュアルアルケミスト 小西未珈

スピリチュアルに関する質問から・・・。

こちらでは、講座などで生徒さんやクライアントさん達から頂いた質問をまとめさせて書かせていただきました。もちろん、こちらで書いている内容がすべてではありませんが、更新もしながら継続して書いていきたいと思っています。講座等で教えていると、色んな質問をされます。せっかくなので、こちらにまとめてみようと思い、質問に対する回答を書かせていただきました。また、今まで信じてきた内容と違う、聞いていたことと違うと思う箇所もあると思いますが、こちらに書いているのは、あくまでもわたし個人の回答です。それぞれ違う意見もあると思いますが、高次のスピリチュアルの観点から書いています。

教えていると、色んな質問もされます。ここに書いていくのは、その中でもよく質問される内容です。

スピリチュアルとは?

海外では、宗教的意味合いが強い言葉でしたが、近年では、宗教を超えて、もっと広い意味で使われることが多くなりました。内面的・霊的な成長などに焦点を当てた考え方を指しています。人々の抱えている様々な問題を解消するためにカウンセリング、ヒーリング、エネルギーワークなどを提供し、意識の変容や霊的成長を促すことで、問題の解決を支援することです。ただし、日本では、どちらかと言えば、占い・・だと勘違いされていることがとても多いです。そのため、占いが日本でのスピリチュアルになっているのが現状です。

占いだけではありません・・・。

日本では、スピリチュアルと言えば、一般的に占いに結びつく傾向がありますが、大きく4つに分かれています。1つは、占い系、2つ目は、ヒーリング、エネルギーワーク、アセンション、スターシードなどスピリチュアルサロン系、3つ目は、医療系、4つ目は、宗教です。4つの違うスピリチュアルが存在していますが、メディアでは、スピリチュアル=占いとして取り上げているため、占いだと思っている人が多いのです。そこで、ここでは、占いとの違いについて説明していきます。

占いのスピリチュアルとは?

占いのスピリチュアルって、どういうものでしょうか・・・・。それも含めて占いについて簡単に説明していきますね。

占いの歴史

占いの歴史は、とても古く、古代エジプトや中国などでも行われていました。例えば、古代エジプトだと、星の位置による占星術、古代中国だと、易による政治的な選択などに使用されていたと言われています。

日本でも、弥生・古墳時代から、亀の甲羅を使う占術や、巫女などによる神託なども行われていました。また、平安時代には、陰陽師の夢占いや、中国からの宿曜道などが、行われていました。

中世ヨーロッパでも、占星術が王や貴族の間で盛んになり、タロットもこの時期に広まったとされています。特に、神秘主義において、タロットは、魔術や錬金術などの要素も含んだ内容へと発展しています。

現代でも、占いは、わたしたちの生活をよくするヒントやアドバイスとしてとても身近な存在になっています。

朝のテレビでも、ラッキーな星座は?など、日常生活にも占の要素は取り入れられ、占い師の方々が出演する番組もあり、私たちにとっては生活の一部でもあるのではと思っています。

こちらのリンクで日本の占いの歴史については詳しく書かれています。↓↓

占いは、大きく3つに分かれます。

命占(めいせん)

西洋占星術、四柱推命、紫微斗数、インド占星術など、生年月日や生まれた場所で占うことで、運命や人生の流れ、運勢などを知ることができます。命占は、地球や他の星との関連性を見て占う方法です。

卜占(ぼくせん)

タロット、ルーン、易、ホラリー、奇門遁甲、オラクルなど、特定の質問や現時点での状況などを知る時に有効な方法です。卜占は数多くの政治的政策のために用いられていたとされています。占う時間やタイミングなどによって、結果が異なります。

相占(そうせん)

手相、人相、風水、姓名判断など、見た目や物の形、位置などから、運勢、性質、性格、状況などを占う手法です。相を変えることによって、運勢などを良い方向へと変えることができます。

占いのスピリチュアルカウンセリングとは?

一般的に、スピリチュアルの領域に入る占いは、サイキックリーディング(霊感)やクレアボヤンス(千里眼)ミディアム(霊媒)、たまにチャネリングを使ったスピリチュアルカウンセリングがありますが、ガイド(守護霊)に繋がっている方が多いです。サイキックリーディングでは、タロットや水晶などの媒体を使う方法もあります。

情報を受け取る方法は、クライアントのオーラを視たり、守護霊や霊からのメッセージを受け取ったり、第3の目を使うことで、ビジョンから情報を得る場合もあります。どちらかと言えば、クライアントの生活環境・生活情報・心(感情)に密接した情報がある領域に繋がり、もしくはそれらの情報をガイドから得ることが多い傾向があります。そのため、彼の気持ちを知りたい、復縁できるか、転職できるか、運が良くなる時期、病気を治したい・・などの質問が多くなります。

また、呪術系のワークや、祈祷などのワークなどを提供し、願いを叶える方向性の高いワークを提供していることが多いのも特徴です。ちなみに、ご先祖供養は、あなた自身のご先祖様の癒しや、あなたに繋がる様々な霊的な問題の解消やカルマの解消のための方法と考えられます。

スピリチュアルサロンでは?

ほとんどのサロンは、チャネリングやアカシックリーディングなどを使って、問題の解決支援、意識の変容、癒し、覚醒を促すことを目的としていることが多く、そのために必要な、カウンセリングやヒーリング/エネルギーワークを行うところが多いです。占いに使うのは、だいたいがサイキックリーディング(霊感・霊視系)ですが、こちらでは、チャネリングやアカシックレコードを使うことが多く、霊感・霊視と情報源が異なります。もちろん、セッションでは、サイキックリーディングも使いますが、さらに高次の層に繋がり情報を得ることや、高次の存在(ハイヤーセルフ、天使、高次ガイド)からのメッセージを受け取るなど、彼の気持ちをチャネリングするというよりも、どうしたら上手く彼との関係を発展できるのか、仕事が続かないのはどこに原因があるのか、なぜ病気になるのか、その病気の原因は何か、問題を解決するためにどのような意識が良いのか、どのような意識を手放す必要があるのか、前世のどの部分を癒すことで、今の感情を手放すことができるのか、魂の願いや誓願は何か、アセンションに必要なことは何かなどについて質問することが多いのです。

例えば、宇宙ガイドに、彼の気持ちや、どこに転職したらいいか・・・なんて質問するのはちょっと違うと思いませんか?それらの質問は、それらの質問に適した場所から得るか、適した存在から得ることになります。心理カウンセリングが、心+精神の表面部分の領域を扱いますが、サロンでは、精神の奥の部分、魂、スピリットの領域なども含めたカウンセリングを提供することが多いのです。高次の情報や存在達は、個々の魂の成長や覚醒にフォーカスしていることが多く、問題解決するための、心の在り方や行動の仕方、人生の目的や方向性などを質問するのに良いでしょう。チャネリングについても併せて読んでみてください↓

さらに問題解決を進めるために、精神や意識に働きかけるエネルギーワークやヒーリングも提供しているところも多いのです。なぜなら、意識するだけでは、高次の意識を変えるのが難しいため、エネルギーを使って変える方法が最善策だからです。物理的な次元で考えられている意識は、本来わたしたちが話している意識とはちょっと異なります。高次の意識に関する事も併せて読んでみてください。↓

潜在意識の書き換えとは?

意識には、顕在意識と潜在意識(無意識)があります。顕在意識は、言葉で表現できる、考えると分かる、認識できる領域です。逆に潜在意識は、認識できない領域になります。

潜在意識の領域は書き換えられる?

潜在意識という、認識できない領域をどう書き換えるのか・・になります。潜在意識の書き換えは、科学的に説明されているため、スピリチュアルというよりも、心理学の領域に入るのかもしれません。スピリチュアルの領域は、科学的に証明できない領域や手法を扱っていることが多いからです。

潜在意識を変えることは可能です。ただし、本当に高次の領域にワーク出来る場合に限られます。意識を変える方法は、波動や周波数だけでは変えられない場所もあるため、その領域に関しては、錬金術を使った方法で変えることや、人間でない他の存在に依頼して変える方法を取る場合もあるのです。

錬金術エネルギーにつてはこちら↓

量子力学と高次スピリチュアルの違い

量子力学と高次のスピリチュアルは概念が全く異なります。高次の意識(5次元以上)を開き、高次の知識と理解を知ることで、高次の世界観(この宇宙の真実)を見ることが出来ます。仏陀も高次の意識領域に到達しているため、高次領域の世界観を持っています。量子力学は、スピリチュアルを科学的に説明しているようですが、高次のスピリチュアルにはその説明だと当てはまらないのです。ある特定の側面からしか見てないため、別の領域が存在していることを知らないのでしょう。もちろん、量子の側面から見ると、前世はない、カルマはない、魂はない・・ということになるのかもしれませんが、それだけですべてを説明できるわけではないのです。

地球は、宇宙の中で魂の成長ができる特別な星として存在しています。そのため、カルマや輪廻転生が存在していました。他の星では魂の成長ができないため、他の星で生まれた魂がカルマのある地球に生まれて人生を学ぶのです。そして、地球には、幽界が存在し、輪廻転生が行われていました。これもアセンションの影響で変わってきていますが、なぜ、地球にカルマや輪廻転生があったのかは、地球だけが学びの場である・・ということなのです。そのため、地球には、カルマ・輪廻転生などが存在し、私たちの意識層にそれらが刻まれています。実際に、意識層の次元と物理的な次元は同じではなく異なっています。物理的な理論では、何もない・・・のでしょうが、意識次元は、物理次元と異なるため、その概念は適用できないのです。

意識の層には、カルマの層が存在しています。科学では、脳を調べていますが、今の科学では意識もどこにあるかはっきりと分かっていないため、意識は解明されていないと思われます。そのため、カルマ層などもわからないでしょう。高次のスピリチュアルは、人間の理論を超えた領域を扱っています。実際に、わたしのエネルギーワークでは、カルマ層に働きかけるワークを作って提供しています。ワークを実践した方々からも、家族もしくは自身がよい方向に変わったというご感想を多くいただいています。科学では、証明できない領域があり、科学ですべてを説明できないのです。スピリチュアルをやっている人達の中にも量子を取り上げている人もいますが、未知の領域を説明するには分かりやすいためだと思われます。ただし、それがすべてのスピリチュアルに適用するわけではありません。

オーラとは?

オーラは、感情的・精神的・霊的な事柄と関連するエネルギー層です。オーラは、肉眼である程度までは見ることが可能ですが、高次のオーラ領域になると光のような感じで見えます。一番よく見えるのは、指の周りに肉体に一番近いオーラ層を見ることが出来ます。その層をエーテル層と呼んだりします。よく指の周りを見てみると、薄いグレーがかった感じの色を感じられると思います。オーラは、よく7つの層で表されていますが、わたしの場合は、4つの層に分けてワークを行っています。

4つのオーラの層

エーテル層:体・健康状態などに関係する層。

アストラル層:感情や感覚的、思考な部分が表れている層。

メンタル層:精神や信念的な部分に関連している層。

アストラル層とメンタル層はそれぞれ関連し合っています。感情は、喜び、怒り、悲しみ、不安など記憶に基づいて感情が表れることが多いです。思考は、知識、理解、分析などに関連しています。精神は、人生の目的や深い内的部分を表し、高次意識と関連があります。精神性が高いと、感情や思考に振り回されないようになると言われているように、精神性を高くすること、高次の意識を持つと、もっと楽に生きることが出来るようになります。

コーザル層:魂や霊性、前世、カルマなどの部分に関連している層。今までの経験した記憶が、存在し、その記憶が私たちの精神・信念・感情・思考に影響を与えるのです。記憶が存在しないことはありません。記憶は必ず存在しています。カルマは記憶として存在しているわけです。

霊視とは?誰でも霊が視えるようになりますか?

よく霊が視えるようになりたいというご希望をお持ちの方がいます。わたしは、幼少期から、霊の存在が視えていました。わたしの母・妹・姪もある程度、霊の存在を認識できているようです。家系的に視えていたこともありますが、わたしの場合は、シャーマン体質だったため、霊から癒しを求められていました。よく話しかけられましたし、しばらく一緒に行動する霊もいました。苦しいから癒してほしいと願う霊もいました。そして、一緒にしばらく行動すると、自然と消えていました。その霊達は、男性、女性、子供、老人と様々な霊達でした。

わたしの家族もたまに霊が視えるようなので、家系的(遺伝的)な何かがあったのでしょう。わたしは、この霊が視えるというのは、ある程度、脳が関係していると思っています。わたしたちは、物を認識する場合、目からの情報を脳が処理して物を認識しています。脳の機能として、目からの情報を脳が認識し、霊が映しているからだと思っています。

わたしたちの脳のほとんどは使われていませんが、その使われていない機能の中には、他の次元の存在を視る(認識できる)機能もあるのではないかと思っています。なぜなら、霊は、4次元の存在だからです。脳の機能が4次元の存在を認識できるのかどうか・・・に関連しているのではないでしょうか。そして、たまたまわたしの家族は、その機能がある程度使われるようになっている・・・と考えると、遺伝的なものも関係していると思ったりするのです。また、使われていない脳の機能が、どのような能力があるのかは誰も分かっていないという点でも、4次元を視ることが出来る機能があると仮説してもいいのでは・・とも思うのです。実際に、突然何かしらの拍子に、霊が視えるようになる人達もいます。そういう人たちも何か突発的に、その機能が使えるようになったのかもしれません。科学的には、根拠はありません。なぜなら、脳に関する研究は、実際にはそんなに進んでいないからです。

突然、スピリチュアルの能力が目覚めたら?

わたしのサロンには、突然、能力が目覚めてしまい、どうしていいか分からないという方もご相談にいらっしゃいます。その能力は、例えば、目に見えなかったものが、突然見えるようになった。突然、何か声が聞こえるようになった・・。エネルギーを感じたり、など、不思議な能力に目覚め、この能力を生かしたい、他の方に貢献したいという方々からのお問合せがあります。

会社員だったけど、突然能力が目覚める・・・ということは、もともと持っている使命があり、目覚めを促されているから・・・ということが多いのです。その場合、そのままにしているのではなく、その能力を適切に使えるようにするスキルを学んだり、覚醒を進めることで、安定してきます。

よく、能力が目覚めたから、そのまま働き始める方もいらっしゃいますが、どこまでの能力が目覚めているのか、他者のカウンセリングが出来る能力やスキルが備わっているのかを確認することなく、お仕事を始める方もいます。そのため、勘違いした知識でカウンセリングを提供してしまう方もいるため、目覚めて、何か見えるようになったり、聞こえるようになったとしても、しっかりと学ぶことが大切になります。

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