アルケミー(錬金術)とは

掲載日:2023年6月29日
スピリチュアルアルケミスト 小西未珈

錬金術とは

錬金術・・・って言葉を聞いたことありますか?

書籍だったり、漫画だったり色んな所で、錬金術・・・という言葉が使われていますね。

実際に、錬金術とは、何でしょうか・・。
ここでは、出来る限りわかりやすく書いていきたいと思っていますが、難しいと感じたら、すみません。

錬金術とは、英語では、アルケミー その語源は、アラビア語のアルキミア

よく一般的に言われているように、金を創る・・・ということが幅広く知れ渡っていますが、別に金だけを創ることが目的ではありません。

例えば、わたしが使っている錬金術は、目に見えない精神や感情、霊性そして、魂に対して働きかけていくことを目的としている錬金術なのです。

錬金術の歴史

ここでは、詳しくは伝えていません。だいたいの概要です。

起源は、古代エジプトと言われています。
アレクサンドリアがその拠点でした。

この古代エジプトのから、その他のイスラム文化へと伝わり、さらにはギリシアからヨーロッパへと広まります。
もちろん、ヨーロッパだけでなく、インドや中国でも錬金術が発達しました。

科学的な鉛や非金属を金に換えるという研究が行われていました。
それと同じくヘルメス・トリスメギストスによって、ヘルメス主義が設立されました。
このヘルメス主義とは、エソテリック、宗教、そして哲学などの思想を基にしていました。

この思想は、金に換えるなどの錬金術ではなく、精神的なプロセスにフォーカスしていました。
これらの錬金術の発展により、ルネサンス期のヨーロッパでは、科学や医学などが発展していくために必要な役割を担っていました。

ここでの錬金術は、精神的な錬金術になります。
この精神的な錬金術とは私たち人間が本来の自分を取り戻すために、私たちが抱える様々な制限を解放し、自由に生きる・・・ことをサポートするためのものです。

錬金術師としての目覚め

錬金術師として目覚めるためには、いくつかのイニシエーションを受けていく必要があります。さらに、目覚めるためのスピリチュアル的な成長が不可欠になります。

この両方を満たして、錬金術師となっていくのです。

錬金術師となるには、7つのプロセスを通る必要があります。

1.Calcinatio 火のプロセス
2.Solutio 水のプロセス
3.Coagulatio 大地のプロセス
4.Sublimatio 大気のプロセス
5.Mortificatio 死のプロセス
6.Separatio 分離のプロセス
7.Coniunctio 結合のプロセス

これらのプロセスを通って、覚醒していくのです。
出展:Cavalli, T.F.(2002). Alchemical Psychology: Old recipes for living in a new world. Jeremy P. Tarcher/Penguin.

錬金術(アルケミー)が出来る人は

錬金術(アルケミー)を行える人は、イニシエーションとプロセスを通り覚醒した人になります。

多くの人が、アルケミーという言葉を使っています。
しかし、その中でも本当の意味でのアルケミーが出来る人は、錬金術師のみとなります。

錬金術のエネルギーを伝授していますが、伝授は、どなたにでも出来るようになっているので、錬金術を学んでいる必要も、錬金術師である必要もありません。
伝授に関しては、別のページをご覧ください。

錬金術師になるとどんなことが出来るのでしょうか

ここでの錬金術師は、精神の錬金術になります。
精神の錬金術は、個々の精神の成長のために行います。

わたしは、錬金術をワークやエネルギー伝授の開発、セッションでのワークの提供などに使っています。何故なら、錬金術を使うことで、多様なスピリチュアルのワークやエネルギー伝授が出来るからです。
わたしのほとんどの講座や伝授は、錬金術を使用しています。

関連記事

PAGE TOP