投稿日: 2025.11.30
スピリチュアルアルケミスト 小西未珈
はじめに|なぜ、チャネリングに「高次意識開発」が必要なのか
「チャネリングを学べば、普通に高次に繋がるんじゃないの?」
「高次意識って、チャネリングに本当に必要?」
「チャネリングを学んでも、高次に繋がったように感じないのはなぜ?」
「チャネリングが、なぜか不安定に感じる…」
このような疑問や違和感を抱えながら、チャネリングを学んでいる方、またはすでにセッションを提供している方は、実は意外と少なくありません。実は、これらの疑問に対する答えこそが「高次意識開発」にあります。
高次意識が開発されてくると、基本的には、常に高次元とつながることが可能な状態になり、必要な情報が自然と降りてくるようになります。これは、瞑想などによる「一時的な接続」とは異なり、 日常の中でも安定した状態で高次とつながれることが可能になるということです。
実はこれらの多くは、「能力」や「スキル」の問題ももちろん関係していますが、 それ以前に、意識の階層=高次意識がまだ十分に整い、安定してつながっていないことが原因で起きているケースがとても多いのです。
この記事では、
・高次意識開発がなぜチャネリングに必要なのか
・高次意識を開くことで得られる3つのメリット
・従来の「高次意識のないチャネリング」との決定的な違い
について、分かりやすく丁寧に解説していきます。
これからチャネリングを学びたい方はもちろん、 すでにセッションを提供していて 「もっと安定した精度を手に入れたい」「精度の高いチャネリングのプロとして活動していきたい」 と感じている方も、ぜひ最後までお読みください。
高次意識開発とは?基礎知識をわかりやすく解説
高次意識開発について理解するためには、まず「高次元意識とは何か?」を知る必要があります。
高次意識開発とは、スピリチュアルな能力を高めることではなく、私たちが普段いちばん多く使っている意識の層(3~4次元)から、より広い視点と情報を持つ意識の層(5~6次元)へと、意識の“使う領域”を広げていくプロセスのことです。
ここではまず、
・高次元意識の基本的な定義
・なぜ今この考え方が注目されているのか
この2つをわかりやすく解説していきます。
高次意識の定義|「意識が高い」とは意味が違う
高次元意識とは、私たちが通常生きている3〜4次元よりも、さらに上の階層にある「意識の層」のことを指します。
ここで言う「高次元」とは、一般的に使われる「意識が高い人」「精神性が高い人」といった性格や道徳レベルの話ではありません。
勘違いされることがありますが、高次元意識が開いている=人格者・性格が良い、という意味ではないということは、理解しておく必要があります。
「次元」とは、それぞれ異なる情報の性質を持つ、“意識のフィールド(情報の層)”のようなものであり、私たちは本来、複数の意識層を同時に持ちながら存在している存在なのです。
一般的に、意識の階層は次のように整理されます。
・3次元〜4次元:現実・感情・思考・人間関係・損得・不安 など
・5次元:メンタル層(思考の仕組み・無意識・観念・精神情報など)
・6次元:コーザル層(前世・魂の課題・スピリチュアルな能力・使命など)
5次元の意識層にアクセスしやすくなると、自分の思考や感情の仕組みを「外側から客観的に見る力」が育っていきます。この5次元の領域は、心理学で言うところの潜在意識層・無意識層にも重なってくる部分です。
実は、多くの人が
「なぜ同じ悩みを繰り返すのか」
「なぜ理由の分からない不安を抱えるのか」
といった、自分では整理できない課題やテーマを持っている層が、まさに5次元なのです。
この領域に意識がつながることで、クライアントの問題の“本当の原因”が見えてくるようになります。
さらに6次元に意識がひらいてくると、前世の記憶、魂のテーマ、スピリチュアルな資質、今世の使命といった、より深いレベルの情報を受け取ることができるようになります。
現在はアセンションの流れの影響もあり、4次元以上の意識を無意識のうちに使い始めている人も増えてきました。
しかしそれでも、ほとんどの人はまだ、3〜4次元(現実・感情・思考)を中心とした意識状態で日常を生きているのが実情です。
高次元意識が注目される背景|なぜ今「高次意識」なのか?
近年、スピリチュアル業界では高次元意識への関心が急速に高まっています。その背景には、アセンションによる地球の波動上昇があり、多くの人が従来の3次元的な生き方に限界を感じ始めているという現実があります。
現代人は、物質的な豊かさだけでは満たされない精神的な充足感を求めています。仕事での成功や経済的な安定を手に入れても、「本当の自分とは何か」「人生の目的は何か」という深い問いに直面する人が増えているのです。この精神的成長への渇望が、高次元意識への関心を高めてるのでしょう。
特にスピリチュアルカウンセラーやヒーラーとして活動する人にとって、高次元意識の開発は必須スキルとなりつつあります。クライアントの深層にある問題を理解し、本質的な解決をサポートするには、5~6次元の情報にアクセスする能力が不可欠だからです。
では実際に、高次意識を開発していくことで、私たちはどのような変化や恩恵を受け取ることができるのでしょうか。 次に、「高次意識開発の3つの主要メリット」について、具体的に見ていきましょう。
高次意識開発の3つの主要メリット
高次意識を開発すると、実際にどのような変化やメリットが現れてくるのでしょうか。
ここでは特に、スピリチュアルカウンセラーやチャネラーとして活動する方にとって重要となる、
・情報へのアクセス
・セッションの質
・自己成長と内面の変化
という3つの観点から、高次意識開発によってもたらされる代表的なメリットを、順番に詳しく解説していきます。
メリット①:適切な情報へのアクセス
高次意識を開発する最大のメリットは、クライアントの深層情報に直接アクセスできることです。スピリチュアルカウンセリングで扱う問題の本質的な原因は、5~6次元の意識層に存在していることがほとんどです。前世のカルマ、魂の課題、スピリチュアルな能力の封印など、表面的なカウンセリングでは届かない領域の情報が、高次意識開発によって明確に受け取れるようになります。この領域は、通常は簡単に繋がらない領域であるため、この領域に常に繋がる開発は、スピリチュアルを仕事にする人達にとって大きなメリットになります。
さらに重要なのは、常時高次に接続できる点です。従来の方法では、セッションごとに瞑想などの状態に入る必要がありましたが、高次意識を開発すると、日常的に高次元と繋がった状態を維持できます。これにより、クライアントとの対話の中で自然に必要な情報が降りてくるため、セッションがスムーズに進行するのです。
なぜこれほどスピリチュアルカウンセラーが高次に繋がっていることが重要なのでしょうか。
それは、多くのクライアントた、自らこの情報に繋がっていないために、様々な問題の課題を解決できないでいるからです。高次を開いているからこそ、自然とその領域から必要な情報を引き出すことが可能となります。
本来、この領域に繋がることは非常に難しいものです。かなり長い時間をかけて修行を続ければ可能になるかもしれませんが、昨今の受講者は、短期間で習得したいという方が多くいらっしゃいます。そのため、時間をかけて高次に繋がる練習をすることが現実的ではなくなりました。
なぜ「自分だけでは高次の答えに辿り着けない」のか
ほとんどの人は、そもそも自分自身が5~6次元の情報領域にアクセスできていないために、同じ悩みを繰り返している というケースが少なくありません。
・なぜ同じパターンの問題が起きるのか
・なぜ理由の分からない不安や停滞が続くのか
・なぜ努力しても突破口が見つからないのか
こうした問題の背景には、本人の意識ではまだ触れられていない領域の情報 が関わっていることが多いのです。高次意識が開かれていることで、その人が まだ自分では見られていない情報領域にアクセスし、必要な気づきを届けることが可能になる のです。
高次の情報にアクセスには?
本来、5~6次元の領域に安定してアクセスできるようになるには、内的成長や魂の成長が必要となるため、長い年月をかけた修行や訓練が必要とされています。
しかし、
・できるだけ短期間で身につけたい
・仕事として早く活かしたい
・実践の中で精度を高めていきたい
というニーズも高まっているため、高次意識開発という手法を提供することにより、チャネリングの精度を高めることが可能になっているからです。
メリット②:カウンセリングの質の向上
高次意識開発によって得られるもう一つの大きなメリットが、スピリチュアルカウンセリングそのものの「質」が、根本から高まっていくことです。
高次意識が安定して開いてくると、情報量が増えるだけでなく、セッション全体の流れ・対話の深さ・クライアントの理解度に、明確な違いが生まれてきます。
表面的な悩みではなく「本質」に自然と意識が向かう
高次意識が十分に開いていない状態では、どうしても相談内容の中心が、
・現実の出来事
・感情の揺れ
・人間関係のトラブル
といった 「今起きている表層の問題」に偏りがちになります。
一方で、高次意識が働いてくると、
・なぜこの問題が起きているのか
・この出来事が、その人に何を気づかせようとしているのか
・魂レベルでは何を学ぼうとしているのか
といった 「問題の本質」へと、自然と意識が向かうようになります。
その結果、一時的な感情の整理で終わらず、人生全体の流れを見据えたカウンセリングが可能 になっていきます。
クライアントの理解と納得が、圧倒的に深まる
高次の視点から伝えられるメッセージは、一般的なアドバイスではなく、クライアント自身の内側に強く響く「気づき」 となることが多くあります。
そのため、
・「なぜか腑に落ちる」
・「言われてみて初めて、自分の状態が分かった」
・「問題の見方が一気に変わった」
といった反応が増え、クライアントの理解と納得の深さが大きく変わっていきます。
この「納得感」があることで、その後の行動や意識の変化も、よりスムーズに起こりやすくなります。
セッションの精度と安定感が高まる
高次意識が安定して働くようになると、その日の体調や感情の揺れに左右されにくくなり、セッション全体の精度と安定感が高まっていく という変化も現れます。
・読み取りにムラが少なくなる
・どこからの情報か分からないということがなくなる
・適切に高次の情報を解釈できるようになる
といった形で、プロとしての在り方そのものが、より安定して整っていく のです。
メリット③:自己成長と悩みの解消
高次意識開発のもう一つの大きなメリットが、自己成長が自然に進み、長年抱えてきた悩みや生きづらさが根本から解消されやすくなることです。
高次意識は「特別な情報を受け取るためのもの」という側面だけでなく、自分自身の内面を深く理解し、意識の在り方そのものを変えていくための領域でもあります。
そのため高次意識が開かれてくると、「外側の出来事が変わる前に、まず内側が整っていく」というプロセスが、少しずつ始まっていきます。
同じ悩みを繰り返さなくなる理由
多くの人が、
・いつも似たような人間関係の悩みを繰り返す
・同じような不安や恐れに何度も苦しむ
・頭では分かっているのに、理由が分からず行動を変えられない
といった状態を経験しています。
高次意識の領域を開くことで、こうした悩みの背景にある無意識の思い込み・過去の体験・魂の記憶といった「根本の原因」 に意識が向かい始めます。
そのため、一時的な対処ではなく、「なぜその悩みが生まれていたのか」に気づき、同じパターンを繰り返さなくなっていく変化 が起こりやすくなります。
自己理解が深まり、自分の選択に迷いにくくなる
高次意識の領域に触れていくと、自分の価値観・本音・本当の望みに対する理解が、より深まっていきます。
・何を大切にしたいのか
・どんな生き方を選びたいのか
・どの選択が今の自分に合っているのか
といったことが、自然と分かるようになる場面が増えていきます。
その結果、自分らしく生きるということが可能になって来るのです。
まとめ|なぜチャネリングには「高次意識開発」が必要なのか?
チャネリングは単に「メッセージを受け取る技術」ではなく、どの意識層から、どのような状態で情報を受け取っているのかによって、その質と深さが大きく変わってきます。
高次意識が十分に開かれていない状態では、
・受け取る情報が表層的になりやすい
・精度や安定性にムラが出やすい
・クライアントの本質的な課題に届きにくい
といった課題が起こりやすくなります。
一方で、高次意識が安定して開かれてくると、
・5〜6次元の情報領域に自然とアクセスできるようになる
・問題の本質に触れやすくなる
・セッションの精度・安定性・再現性が大きく高まっていく
という変化が少しずつ現れてきます。
また、高次意識開発はクライアントのためだけのものではなく、カウンセラーやチャネラー自身の自己成長・内面の安定・生き方そのものの変化にも深く関わっています。
・同じ悩みを繰り返さなくなる
・感情や思考に振り回されにくくなる
・自分の選択に迷いが少なくなる
・悩みを「問題」ではなく「成長のプロセス」として捉えられるようになる
こうした変化が、自然と積み重なっていくのです。
つまり、高次意識開発とは「特別な能力を身につけること」そのものではなく、
チャネリングの質を高め、安定したセッションを行い、プロとして長く活動していくための“意識の基盤”を整えるプロセスだと言えるでしょう。
これからチャネリングを学びたい方にとっても、すでにプロとして活動している方にとっても、高次意識開発は、技術の上に重ねていく“最も重要な土台”となるものなのです。
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