投稿日: 2023.06.13 最終更新日: 2025.02.05
スピリチュアルアルケミスト 小西未珈
目次
解き明かされる古代の記憶
私たちの世界には、歴史書や科学では語られることのない深い過去が存在しています。それは単なる伝説ではなく、魂の奥深くに刻まれた記憶として、多くの人々の意識の中に眠っています。その中でも、レムリアとアトランティスという超古代文明は、特に多くの人が惹かれるテーマではないでしょうか。
レムリアは、調和と霊性の時代。高次の意識を持つ存在たちが共存し、自然と一体となりながら暮らしていたといわれています。一方、アトランティスは、宇宙の叡智と高度な技術が結びつき、物質的な進歩を極めた文明でした。しかし、これらの文明はある時を境に地上から姿を消し、その記憶だけが私たちの魂の奥に残されることとなりました。
このブログでは、私自身の記憶やチャネリングを通じて、レムリアとアトランティスの文明について書いてみたいと思います。歴史の表舞台には記されていない、失われた時代の叡智や、私たちの魂が持つ深い繋がりを探っていきましょう。
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高次の意図がもたらした最初の文明
私たちが暮らすこの地球には、はるか昔、歴史に記されていない文明が存在していました。そのひとつが レムリア です。現代の科学や考古学では証明されていませんが、多くの人々の魂の記憶の中に、この文明のエネルギーは今なお息づいています。
レムリアの始まりは、高次の意図を持つ存在たちが地球に集まることから始まりました。人々が「神」と呼ぶような高次の意識たちは、まだ物質化されていない地球上のはるか上空に集まり、創造のプロセスを進めていったのです。
私のチャネリングや記憶によると、レムリアは最初、混沌とした空間の中に存在していました。それは形を持たない領域であり、ただ広がる静寂の中に特別なエネルギーが満ちていました。一見、何もないように見えるこの空間には、明確な意図を持った高次の意識が集まり、地球の創造を始めようとしていました。
形なき領域に集まった高次の意識たち
レムリアが生まれる前の地球は、まだ物理的な形を持たず、エネルギーの渦が広がる 混沌とした領域 でした。その空間には時間や物質の概念は存在せず、ただ静かに広がる意識の波動が満ちていました。そこへ 高次の意識 を持つ存在たちが集まり、地球を新たな創造の場とするために働きかけ始めました。彼らは、宇宙の叡智を携えながら、エネルギーの調整を行い、地球が生命を育む場となるよう意図を定めていったのです。
この創造のプロセスにおいて、彼らは物質を操作するのではなく、まず 意図と波動 によって基盤を整えていきました。すべてのものには意図があり、それが形を成すためには、一定の振動が必要になります。高次の意識たちは、地球のエネルギーフィールドを調整しながら、そこに生命が芽吹くための条件を整えていきました。
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創造の鍵:青い石
この時期、レムリアのエネルギーの中心には、他の星々には存在しない 青い石がありました。この石は、地球が特別な場となる理由のひとつであり、人間の霊的成長とも深い関わりを持っていました。青い石は、地球が持つ特別な意図の象徴であり、高次の意識たちが創造の基盤として設定したものです。この石が放つエネルギーは、後に地球上に生まれる魂たちの成長を促し、人間が本来の姿を取り戻すための鍵となりました。
しかし、高次の意識体がこの領域に集まり、次元を下げていくことは容易ではありませんでした。彼らは直接地上に降りることなく、意識の周波数を調整しながら創造のプロセスを進めていましたが、ある限界点に達してしまいました。その結果、レムリアの創造は完成を迎える前に、一度その幕を閉じることとなったのです。この転換の瞬間、青い石は海の中に崩るとともに、そのエネルギーは地球全体へと拡散していきました。
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レムリアの遺産と次の文明への継承
レムリアが終焉を迎えた後も、その意識の流れは完全に消えたわけではありません。高次の意識が創り出した型は、次の文明へと引き継がれていきました。レムリアのエネルギーを受け継いだ魂たちは、地球の周りに集まり、新たな文明を築くために再び降り立ちました。そして、5次元の世界において新たな人々が生まれ、そこから ムー文明 へと繋がる流れが生まれていったのです。
ムーの人々は、平和的で協働する性質を持つ人々 でした。彼らは、レムリアの叡智を受け継ぎながら、調和を重んじ、自然や宇宙と深くつながる生活を送っていました。争いや競争ではなく、互いに支え合いながら成長し、共存することを大切にしていたのです。彼らの社会は、物質的な価値よりも、精神的な調和やエネルギーの流れを尊重する文化を築いていました。
そして、このムーの文明の流れは、日本にも繋がっているといわれています。日本の精神文化には、自然との共生や調和を重視する思想が色濃く残されており、その源流にはムーのエネルギーが流れているのかもしれません。しかし、時代とともに人々の意識が変化し、レムリアやムーの精神性を受け継いでいた文明もまた、歴史の流れの中で終焉を迎えることになりました。それでも、そのエネルギーは完全に失われたわけではなく、私たちの魂の奥底に刻まれています。
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アトランティスの繁栄と宇宙との繋がり
レムリアでは、高次の意識体が 生命体 を創り出していきました。レムリアの終焉後、地球へと関心を持った宇宙存在たちが地球に介入し、彼ら独自の叡智と技術をもとに、新たな文明を築き上げました。こうして誕生したのが、アトランティスと呼ばれている文明です。
アトランティスは、宇宙の存在たちの影響を強く受け、宇宙の知識と技術がもたらされ、エネルギーの活用方法や科学的な発展が急速に進みました。この時代、宇宙の存在たちは直接地球に降り立つのではなく、ポータルと呼ばれる門を通じて地球上に降りたち、彼らの持つ技術や知識を残しました。アトランティスには、宇宙のエネルギーを受け入れるための特別な神殿のような建物が存在し、そこではエネルギー調整や次元間の交流が行われていたとされていました。
私自身の記憶では、アトランティスの神官たちは宇宙の存在たちとの橋渡し役を担い、彼らの波動を調整し、地球に適応できる形で知識を伝えていました。
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人類の進化と科学の進歩
アトランティスでは、宇宙の存在たちの影響を受けた人間が増えていきました。彼らのDNAには、さまざまな宇宙の種族の情報が組み込まれ、それによって肉体の強化や知性の向上が進み、科学技術の発展も加速しました。レムリアとは異なる種族が創造されていきました。
アトランティスは、ムーとは異なり物質世界の可能性を引き出す文明でした。そこでは、情報の記録、意識の拡張、ヒーリングなどに関する様々な技術が発展していきました。彼らのDNAには、さまざまな宇宙の種族の情報が組み込まれ、それによって肉体の強化や知性の向上が進み、科学技術の発展も加速しました。
また、精神性の探求も行われ、多くの人々が意識の拡張や多次元的な理解を深めていきました。しかし、次第に物質世界への関心が強まり、その繁栄はやがて大きな変化を迎えることとなりました。精神性と技術のバランスが崩れていく兆しが見え始めました。
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崩壊の兆し
アトランティスの発展が進むにつれ、物質的な豊かさと技術の進歩が、精神性のバランスを崩し始めました。知識や技術を持つ者と持たない者の間に格差が生じ、宇宙系の遺伝子の影響もあり、やがて競争や権力争いが激化していきました。最初は調和のもとに発展していた文明でしたが、精神的な進化よりも物質的な力や支配が優先されるようになり、社会のバランスが崩れ始めていきました。この時代において、アトランティスの指導者たちはさまざまな選択を迫られていたことでしょう。しかし、最終的に技術と権力の暴走が避けられず、アトランティスの文明はその繁栄の裏に、崩壊が訪れることになりました。
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これら超古代文明が伝えるもの
レムリア、ムー、アトランティスはそれぞれ異なる役割を持ちながら、地球に足跡を残しました。霊的成長と調和を重んじたレムリア、知識と技術を追求したアトランティス。この2つの文明のエネルギーは、今も私たちの魂の奥深くに流れており、現代の意識や価値観に影響を与えているのかもしれません。もしかすると、あなたの魂の中にもレムリアやムーの記憶やアトランティスの知識が眠っているのかもしれません。私たちが今この時代を生きる意味を深く考えるとき、これらの失われた文明の叡智が、新たな気づきをもたらしてくれるかもしれません。
超古代文明の封印解除とは?
私たちの魂の深い部分には、そのまま誰も触れない状態で残っている記憶があります。その封じこめられた記憶は、必要なタイミングで解放の準備を始めます。それは、今まで知らないイメージが見えるようになったり、何故か超古代文明のことが気になるようになったり、時には、封印されている部分に痛みなどを感じる場合があります。
超古代文明の封印の原因には、不安感、痛み、不安定な情勢が大きく影響しています。これらの記憶は、かつての文明の終焉やカルマの影響を反映していることが多く、私たちの魂の奥深くに刻まれています。これらの封印を解くことで、単なる過去の追憶ではなく、新しい気付きを得る機会にもなります。あなたの魂の中に眠る記憶は、今を生きるための大切なメッセージを含んでいるのです。
封印を解除することは、単に過去を思い出すことではありません。それは、過去の知恵やエネルギーを現在に活かし、自己の本質を取り戻すプロセスなのです。そしてそれが、今後のアセンションへの大きなサポートとなっていくのです。