掲載日:2023年6月30日 更新日:2024年8月7日
スピリチュアルアルケミスト 小西未珈
目次
スピリチュアル カウンセラーとは?
スピリチュアルカウンセラーになりたいという方は、けっこう多いですが、勘違いしている方もいらっしゃるため、こちらのページで、スピリチュアルカウンセリングの違いを読んでみてください。
なぜなら、多くの方のスピリチュアルカウンセラーのイメージが占いから連想されているからです。実際に、占いなどで提供されているスピリチュアルカウンセリングとスピリチュアルサロンが提供するスピリチュアルカウンセリングは異なっています。
こちらでは、スピリチュアルサロンで提供しているスピリチュアルカウンセリングについて話を進めたいと思っています。
スピリチュアルカウンセラーの役割
①クライアントの問題に対し、様々な問題に直面した時に必要となる問題に向き合うためのサポートを提供していきます。
②クライアントが、気づきを通し自己理解していくのを手助けします。
③オーラの調整や癒しのヒーリングなどを行うことで、心身を癒し、心や精神を変化していくためのサポートを行います。
④日々の生活で問題に向き合っていくための様々なアドバイスを提供していきます。
⑤クライアントが人生の目的を見つけるためのガイダンスを提供します。
⑥クライアントが魂を成長させるために内省を促すサポートや魂の学びを受け取るサポートをします。
⑦現状から、少しずつ変化し、新しいクライアントの状態へと導くサポートをします。
このように、スピリチュアルカウンセラーは、肉体・心・精神・魂・スピリットに向けたアドバイスやヒーリング/エネルギーワークを提供し、さらに良い人生を送るために必要なサポートを提供していくのです。
スピリチュアルカウンセラーに向いている人は?
向いている人と書いていますが、初心者が、すぐなれるわけではありません。ただし、以下にリストしている項目を目指していくことが大切です。
①スピリチュアルなガイダンスを提供できるチャネリング能力があること
②カウンセラー自身の内的な成長に興味を持ち、常に内省を心がけることができること
③クライアントの感情や状況に対して共感を持つことが出来ること
④クライアントの相談に耳を傾け、必要なカウンセリングスキルを知っていること
⑤クライアントの変化や成長を見守り、必要なサポートを提供できること
⑥クライアントの持つ問題や課題に対して、対処するための解決能力を有していること
⑦クライアントの幸せのために、サポートしたいと願う姿勢があること
⑧倫理的な知識を持っていること
⑨心身ともにセルフケアができ、健康であること
スピリチュアルカウンセラーが扱う問題とは
スピリチュアルカウンセリングには、様々なご相談が寄せられます。何故なら、心の問題だけではないからです。経験値が浅いカウンセラーだと、相談内容により、どう対処したらいいのか迷ったり、分からないということも出て来ることもあります。例えば、以下のようなお悩みに対応していくことが多くなります。
-生きる使命や目的を知りたい(探したい)
-苦しいと思っている心の葛藤の原因と解放
-人間関係に関する悩みと解放
-自己信頼・自己価値を取り戻したい
-インナーチャイルドの癒し
-願いを叶えるアドバイスと祈願
-カルマなどによる原因と解放
-霊的な問題を解消するお手伝い
-過去のトラウマを癒し、克服したい
-健康・病気に関するお手伝い
-ペットに関するお手伝い
-アセンションできるのか
-仕事の問題
-運命を変えたい
-霊障にかかっているか
-魂の契約に関する問題
-過去世に関する問題
など、ご相談は多岐に渡ります。これらのご相談に対しチャネリングしながらカウンセリングを行うため、カウンセラーの資質は必要となっています。こんなに幅広いご相談ができるだろうか・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりと対処の方法を学んでいけば、不安になることなく、セッションを提供できるようになるのです。
スピリチュアルカウンセラーには誰でもなれるの?
スピリチュアルカウンセラーには、今は能力がなくてもしっかり学んで能力やスキルを身に付けていくことで、誰でもなることは可能です。ただし、最初から必要な資質が身に付いている人はいません。それらの資質は、学びながら+経験を積みながら身に付けて伸ばしていくことになります。
どの仕事もそうですが、誰でも最初は、学びながら覚え、経験を積んでいけば、プロフェッショナルへとなっていくように、スピリチュアルカウンセリングも同じと言えます。しかし、心理カウンセリングのように、資格取得のための規定等はないため、どのレベルで仕事を開始するのかは、個々の裁量となっています。
資格は必要?
スピリチュアルの仕事を始めるのに資格は必要ありません。資格を出しているスクールはありますが、国や自治体が認めているものはありません。あくまでも民間機関です。わたしも、イギリスの民間機関からいくつかの講座を認定してもらっていますが、あくまでも、その機関が認めている講座となります。民間機関が認定している講座でなくても、優秀な講座は存在しています。
ただし、どのような能力・知識・スキルを有しているかは、スピリチュアルの仕事をする上でも大切な要素となるため、全くの独学であれば、それを承認する何かがある方が信頼性は高くなると思われます。なぜなら、ある程度チャネリングが出来たり、オーラや霊が視えたりする人達は、スピリチュアルの仕事をしていなくてもいらっしゃるからです。
プロのスピリチュアルカウンセラーになるためのステップ
誰もが最初は、初心者のスピリチュアルカウンセラーです。そこから、経験を積んでプロフェッショナルへとステップアップしていきます。ここで簡単にプロになっていくためのステップを紹介します。
①あなたの実力をしっかりと理解する。例えば、恋愛のカウンセリングが得意なのか、仕事のカウンセリングが得意なのか、感情面の共感は得意だけど、魂レベルのチャネリングは苦手・・・など、自己評価が大切です。
②スピリチュアルの知識を身に付ける。仕事としてセッションを提供する上で、何も知識のないまま始めても、クライアントの質問に困ることが出て来る場合があります。クライアントにアドバイスすることも含めて、ある程度知識を学んでいる方が、セッションを提供しやすいです。
③講座などを受講する方がおすすめです。自分でやっていくこともアリかもしれませんが、あなたの実力を能力のある他者から評価されることも必要です。自分だけでやっていると、自分の能力を過信しがちです。能力のある他者の目は、あなた自身のステップアップに繋がります。
④チャネリング、カウンセリング、ヒーリング、エネルギーワークなどの技術を常に向上していくように努めることで、出来るようになる範囲が広がってきます。
⑤クライアントからの感想や評価を基に、足りない部分を伸ばす努力を常に行う必要があります。
⑥あなた自身のセルフケアは必要不可欠です。健康であることは、セッションを提供する上で大切なことです。なぜなら、セッションは、あなた自身のエネルギーを使います。健康でないとエネルギーを使えないのです。そのため、常に心身のケアを行います。
⑦スーパービジョンを受けることは、自身の能力やスキルをレベルアップするのに役立ちます。あなたをサポートしてくれるスーパバイザ―がいることで、セッションで困っても、確認することができますし、さらに知識やスキルも伸ばしていくことが可能です。
スピリチュアルカウンセラー講座の選び方
スピリチュアルカウンセラーになるための様々な講座があります。全くの初心者の場合、講座を受講することが大切です。わたし自身も、幼少期からガイドやハイヤーセルフからのメッセージを受け取っていましたが、わたしのガイドがどのレベルのガイドか・・・なんて、知らなかったのです。あなたのガイドは、どのレベルのガイドでしょうか。
ガイドは、あなたの意識の高さ(覚醒)に合わせて交代もしくはレベルアップすることが多いです。これは、ハイヤーセルフも同じような感じだと思ってください。わたしも、高次の意識を開き繋がった時に、今までのガイドが全く違うガイドになったので、とても驚きました。はっきり言って、チャネリングのやり方などは、どこもそんなに変わらないと思います。もちろん、繋がる技術や説明などによっても、違いますが、大きく変わるのは、高次の意識にちゃんと繋がる開発が出来るかどうかになります。
高次意識についてこちらも併せて読んでみてください↓
高額な講座とその価値
講座料金には、提供するスクールによって、異なります。例えば、講義回数、講義時間だけでなく、どのような技術を用いることで、スピリチュアルの仕事が可能となるかどうか・・・によって料金が異なる場合があります。
その提供する開発や伝授の中身、そして提供する講義内容によって、料金が異なることが多いのです。でも一般的に、その違いって、分からないことの方が多いのかもしれません。例えば、伝授と書いていても、スクールによって、伝授の中身が全く違います。どのような技術で、どのようになるための伝授なのかを問い合わせ、比べてみるのも1つの方法でしょう。
ちなみに、能力等の伝授は、伝授する能力と技術が必要になっています。それをちゃんと有しているかは確認のポイントとなると思います。もしくは、開発するための技術があれば、何の技術を使ってどのように開発すればそうなるのか等も質問してみると良いでしょう。
伝授については、こちらも併せて読んでみてください↓
その上で納得した形で、講座を受講する方が良いのです。この講座を受講することで、あなたの仕事へと繋がる能力やスキルがどの程度伸びるのかも分かってくると思います。
カウンセラーの成長を促す方法は?
高次の意識が開き繋がることが出来ると、ハイヤーセルフとの繋がりがはっきりと分かるようになってきます。また、悩みも解消しやすく、生きやすくなってきます。このような状態になると、高次の意識に繋がっていることが実感できるようになるのです。このような状態に開発できる講座を受講することで、チャネリングの質や解釈の質も変わってくるのです。
カウンセラーの成長が促されることで、クライアントへのカウンセリングやチャネリングの解釈も変わっていくからです。そのため、プロフェッショナルなスピリチュアルカウンセラーになるなら、高次の意識を開発できる講座だと、カウンセラーの成長も促され、セッションを通してステップアップしやすくなります。
どのような高次の開発があるところが良いですか?
個々の講座によって、異なると思いますが、高次の意識を開くということがどういうことかが分かっているところになります。高次の意識に繋がるといっても、色々な繋がり方もありますし、高次の意識に関する解釈も開発方法も、言葉は同じ高次とは言っても、提供するところによって異なりますので、問い合わせるのもいいでしょう。
高次の意識を開くのは、簡単ではないため、どのような技術を有しているのかも大切なポイントです。瞑想によって開く方もいるかもしれませんが、かなり時間がかかります。それは、内的成長・霊的成長によるところが大きいため、独自で開いていく場合は、それなりの内的取り組みが必要となります。もし、高次意識の伝授や開発を受ける場合は、どのように伝授もしくは開発することで高次の意識を開いていくのかが重要なため、スクールに確認をとっても良いでしょう。
その他講座に必要な要素は?
これらのことを理解した上で、どのようにすれば高次を開くのかは個々によって異なるため、独自に合わせた開発ができると、もっと良いと思います。みんな同じ伝授(開発)と個々に合わせて開発するのとでは、異なるからです。
また、実践的にチャネリングの方法やカウンセリングの方法を伝えてくれるところだと、学んだことをそのまま実践として仕事に生かしやすくなります。なぜ、このクライアントさんは、この部分をチャネリングするのか、なぜ霊的な問題を確認していくのかなど、ちゃんと説明してくれる講座だと実践に移しやすいと思います。
さらに、スーパービジョンを提供できるかどうかを確認することも大切です。学んではい終わりではありません。仕事を始めたころは、分からないことも色々と出て来るでしょう。その時に、サポートしてくれる体制がある講座だと不安なく開始しやすくなります。
スピリチュアルカウンセリングの方法
カウンセリングと言えば、心理カウンセリングです。心理カウンセリングは、顕在意識の領域を主に扱っています。何故なら、顕在意識は、言葉で表現できる領域だからです。言葉でカウンセリングするため、言葉で認識できる領域となっています。ただし、潜在意識の領域もカウンセリングには必要です。潜在意識は、言葉に表現できない領域のため、言葉での表現とは違う心理療法としてアートセラピーやカラーセラピーなどツールを使うことが多くなります。
では、スピリチュアルカウンセリングは・・というと、顕在意識領域+潜在意識領域+高次の存在のメッセージ・情報(ハイヤーセルフ/守護霊含む)+霊的な問題を扱います。とにかく幅広い領域をカバーするのがスピリチュアルカウンセリングです。クライアントが何か相談する前に、先に当てるのは、カウンセリングではありません。カウンセリングなので、あくまでもカウンセリングとして、言葉で表現できる領域は言葉でカウンセリングを行い、その他の領域は、チャネリング、サイキックリーディング、ミディアムなどの方法で、確認していきます。スピリチュアルカウンセリングにおいて、チャネリングは大変重要な技法の一であり、クライアントの本質的な問題を理解するためには、チャネリングの基礎からしっかりと学ぶことが必要です。
リーディングやチャネリングの方法
潜在意識領域、高次の情報やメッセージ、霊的な問題等を知るためには、スピリチュアルな能力(チャネリング・リーディング・霊媒等)を使って、解釈していきます。心理カウンセリングも、同じだと思いますが、どのように進めていくのかは、そのカウンセラーに委ねられています。これは、スピリチュアルカウンセリングも同様です。
クライアントの問題を伺った時に、どの領域からチャネリングやリーディングを行うのかは、カウンセラーによって異なります。そのため、カウンセラーによって伝える内容が異なることが多いのです。霊的な問題から視るカウンセラーの場合、霊的な問題を最初伝えるでしょうし、カルマをチャネリングするカウンセラーは、カルマについて伝えるでしょう。1つの問題を解消するためには、1つの側面から見ていても解消しないことが多く、カルマ、前世、霊的、今世の問題と多方面から確認することが大切となります。
チャネリングやリーディングの範囲
多方面から確認するときに必要なことは、リーディング・チャネリング・霊媒等の能力とスキルになります。例えば、人に対して異常な嫌悪感を感じる方がご相談に来た時に、どのように情報を集めますか?どれだけの情報を集めることで、その嫌悪感を解消できると思いますか?ヒーリングするとしたら、どこにヒーリングを行いますか?
これらをすべてチャネリングで確認し、適切なワークを選び、必要な個所にワークを行うことによって、癒しや変容が生まれてくるのです。これらが分からなくても、得た情報だけを頼りにアドバイスし、何かヒーリングを送れば、クライアントは癒され、問題は解消されると思いますか?これが適切に出来るかどうかで、結果がだいぶ変わってくるのです。
この結果を導き出すためのリーディングとチャネリングの方法は、上記に書いたように多方面から情報を集めて来ることができるかどうかです。1か所に繋がるなら、その場所からどれだけの情報を得られるのかが大切となります。学ぶ場合は、これらも併せて学べるところだと、様々な問題を抱えたクライアントのサポートが行いやすくなります。
こちらの本も参照ください↓
スピリチュアルを仕事にするなら、知っておくべき3つの準備(amazonでチェックできます。)
スピリチュアルカウンセリングにおけるチャネリングの基本
これまで、問題を解決するためには、チャネリングでどのような情報を確認していく必要があるのかをお話ししていますが、その中でも、大切なことは、チャネリングの基本、どこに繋がるのか・・・です。
詳しいチャネリングやチャネリングのやり方については、下記も併せて読んでみてください。
ハイヤーセルフには、誰もが繋がっているのですが、チャネリングを認識することでさらに繋がりやすくなるのが、ハイヤーセルフです。ただし、ハイヤーセルフも、繋がる人の意識によって、得る情報や解釈が異なるものです。繋がることができるから、必要なすべての情報を得られるわけではありません。繋がる人の意識によって、ハイヤーセルフの情報も異なってきます。
そのため、チャネリングの基本は、意識の持ち方になります。どの情報に繋がるのか、どの存在に繋がるのかも繋がる人の意識次第です。また、解釈もどれだけ深く内的成長をしているかによっても異なるため、内省が基本となるでしょう。
スピリチュアルカウンセリングは必要?
心理カウンセリングの領域よりも、さらに広範囲の領域をカウンセリングするため、問題解決の対処がしやすいと言えます。実際に、目に見えない領域をサポートすることで、人生が変わるということを体験している人は多いです。スピリチュアルに行く人は、弱い人という意見もありますが、何故弱いと決めつける必要があるのかが不思議です。
知らない領域に対し、不安や恐怖を感じる人もいますが、心や意識の領域はもともと目に見えない領域なのです。この世界にはまだ科学では証明できないことが多く、証明出来ていないものは、スピリチュアルに限らず多くあります。ある一部を見てすべてのスピリチュアルを決めてしまうのは、残念なことです。
実際に、スピリチュアルで人生が変わった人達が多いのです。ただし、変わった人達は、人を導くことが出来る能力やスキルを有しているサロンに行っています。そのため、そういったサロンが提供しているスピリチュアルカウンセリングは必要と言えるでしょう。
科学的とスピリチュアル
スピリチュアルのほとんどは、科学的に証明されていません。何故なら、意識でさえも、科学的にはっきりと証明されていないからです。意識はどこにあるのか・・・をいまだに研究されています。ほとんどの脳科学者は、脳を調べていますが、意識がどこにあるのか・・は、科学的にはいまのところ推測の域でしかありません。
また、イギリスやアメリカの大学院では、薬を使って変容意識状態になることで、トラウマの治療研究(サイケデリック)が盛んです。この変容意識状態になる方法は、シャーマンの変容意識状態になるために用いる薬を使用しています。シャーマンはスピリチュアルの領域であり、シャーマンの薬を使って変性意識状態になることを問題視する人達もいますが、現在トラウマ治療に研究されているのは、まさにその状態を通してトラウマを治療するという方法です。
サイケデリックに関する記事↓
科学とスピリチュアルが融合していくことも場合によっては可能なのかもしれませんね。
スピリチュアルカウンセラーとしての活躍する
スピリチュアルカウンセラーとして活躍していくために、まずはどのレベルに到達したら仕事を始めるのか、どうやって始めるのかを決めることが大切になります。得に、資格は必要ないので、自分で開始するレベルを決めるしかないのです。ただし、資格に匹敵するような講座の受講や能力はあった方が良いです。
独立と開業の流れ
仕事をしているということを知ってもらう必要があります。ホームページを作ったり、ブログやInstagramなどのSNSを利用することで、多くの人に知ってもらうようにしましょう。また、Googleマップなどに店舗を掲載するのも良いでしょう。スピリチュアルのイベントも色んな地域で開催されているので、参加する方法もあります。
また、スピリチュアルカウンセラーとして、開業する際は、開業届と青色申告を最寄りの税務署に提出します。
開業届↓
青色申告↓
申告が必要な人は、副業で年間20万円以上、個人事業では、所得が年間48万以上です。