投稿日: 2025.08.05
スピリチュアルアルケミスト 小西未珈
目次
魂の癒しのその先へ
スピリチュアルな学びを始めるとき、私たちはまず自分自身を癒すことから始めます。
例えば、
傷ついた心を整えたい。過去のパターンから自由になりたい。もっと本来の自分を生きたい・・・。そうした内なる願いに導かれ、多くの人が自分と向き合う時間を大切にするようになります。
このプロセスは、魂の目覚めにとって必要不可欠な第一歩です。そして、癒しが深まり、本来の自分を思い出していくにつれ、次第にわたしのためだけでは満たされなくなる感覚が生まれてきます。
「周りの人達も幸せになるお手伝いがしたい」
「地球や社会のために、何かできることはあるのだろうか?」

そんな問いが浮かび上がってくるとき、あなたの魂は“個”の領域を超え、他者や地球とのつながりを思い出し始めているのかもしれません。それは、単なる自己実現ではなく、魂の覚醒に応えて生きていくステージへの入り口となります。
このブログでは、そうした次のステージである「ライトワーク」について、LUMINOUSの視点からお伝えしていきます。
ライトワークとは、チャネリングや高次の能力を用いて、土地や空間、集合意識、時空間に働きかける“光の仕事”です。それは、表面的な奉仕や自己表現ではなく、地球と宇宙の進化に関わるための霊的な実践であり、目に見えない次元にアクセスし、ワークできる能力を持つ者達が担う、神聖な奉仕の道です。
LUMINOUSでは、ワーカー自身もしくは高次の存在や神々との共同創造を通して、地球に必要な光のシステムを構築し、地域や土地、そして魂たちの本質的な再統合をサポートしています。

ライトワークとは何か?
ライトワークという言葉を耳にしたことがあっても、その本質を理解している人は多くありません。
LUMINOUSが定義するライトワークとは、個人の癒しや成長のためではなく、「地球」や「土地」「集合意識」など、より大きな次元に光を届ける奉仕的な働きを指します。
ライトワーカーとは、誰かに何かを「してあげる人」ではありません。
自らを“光を通す器”として、高次の意図と一致しながら、自分という存在を通して必要な場所に光を届ける者です。
その働きは、社会的な活動や目に見える貢献とは異なり、静かで目立たないことも多いですが、確実に霊的次元から地球や空間に変容をもたらす神聖な行為です。

「呼ばれて」始まる?
ライトワークは、明確な目標や計画のもとに始められるものではありません。多くの場合、それは「呼ばれる」ことによって自然に始まります。
たとえば、
「理由は分からないけれど、ある場所がずっと気になる」
「予定外の出来事が重なり、思いがけずその地を訪れることになる」
「なぜか急に、ここに行かなければという強い衝動に駆られる」
こうした感覚が芽生えるとき、魂はすでに“光の奉仕”に応答し始めているのかもしれません。
大きく分けて2つのパターンがある
ひとつのパターンは、自分自身の内なる動機やビジョンに従って始めるパターン。例えば、こういうワークをしたい。という動機があるタイプ。
もうひとつは、高次の存在や神々、スピリットなどからコンタクトを通じて“依頼”を受け取り、それに応えるかたちで始まるパターンです。例えば、この土地の浄化システムをサポートして欲しいなど・・・。
LUMINOUSのライトワークは、どちらかと言えば後者が多いです。
呼ばれた場所に赴き、そこで何が必要とされているのかをチャネリングし、その地のエネルギーに応じた働きかけを行うスタイルが多くなっています。
こうしたワークは、地球や宇宙とつながる“大きな意図”のために、応えるかたちで行います。

ライトワークが必要とされる背景
今、これほどまでに必要とされているのは、地球が大きな進化のプロセスに入っているからです。自然災害、気候変動、分断や戦争、経済の混乱・・・こうした目に見える現象の背後では、地球の波動そのものが、古い時代から新たな次元へと移行しようとしているのです。
地球は単なる物質的な星ではなく、意識を持つ存在です。そしてその進化は、私たち人間の意識の変容とも深く結びついています。
LUMINOUSでは、近年、土地の浄化やエネルギー調整のワークをご依頼いただく機会が増えています。それは単なる場所の浄化にとどまらず、その土地全体のエネルギーシステムを調律し、そこで暮らす人々の意識に光と調和をもたらす形での神聖な奉仕です。 そして今、このような働きはますます大切になっています。
それは、これからの地球と私たち人類がより良い未来へ進むために、世界中に広がる“光のつながり”をもう一度つなぎ直すようなものです。錬金術的叡智を使った、地球全体を少しずつ調和へ導いていく活動なのです。

魂の記憶の癒し
私たちが暮らすこの地球には、長い歴史の中で繰り返されてきた戦争、迫害、悲しみ、恐れといった深い感情の記憶が、目に見えない“傷”として刻まれています。
それは土地や空間、集合意識の層に染み込み、表面的には見えなくても、エネルギーの停滞や違和感として現れ、わたしたちに静かに訴えかけてきます。
そうした“まだ癒されていない記憶”に共鳴し、そこへ再び光を届けるために目覚めていく魂たちがいます。それは、自分個人の問題やカルマを超えて、人類全体や土地に残された痛みを癒すための働きです。
忘れ去られた魂の声に耳を傾け、その奥に隠された愛に光を注ぐことが、ライトワークの中心となる役割なのです。
波動調整と浄化システム
本来、日本は精神性の高い国であり、自然とともに生きる中で、神聖なエネルギーや精霊的な存在と共鳴する文化を育んできました。しかし現代では、社会構造の変化や人々の意識の乱れにより、エネルギーのバランスが崩れ、波動が不安定になっている場所も少なくありません。
そうした土地にアクセスし、波動の滞りを整え、浄化と再活性化を行うのもライトワーカーの大切な役割です。それは単なる“浄化”に留まらず、地球全体のエネルギー循環の一部として行われる、宇宙的システムの一端を担う行為でもあります。
地球のための“エネルギー調律者”であり、地上と高次の領域をつなぐ光の架け橋としての存在なのです。

地球の次元上昇と、ライトワーカーの目覚め
近年耳にするようになった「アセンション(次元上昇)」という言葉は、単なるスピリチュアルな流行ではなく、地球という意識体そのものが、物質中心の重たい次元から、より調和的で軽やかな領域へ進化している兆しを示しています。
この変化は、人間だけでなく動物・植物・土地・空間など地球上すべてに影響を及ぼし、古い波動や価値観が表面化し、癒しと統合が必要とされる時代に私たちは生きています。
社会における混乱や不安も、その流れの一部です。
そのため、隠されていた真実が明るみに出たり、古い構造が崩れ、新しい意識が生まれようとしているこのタイミングにライトワーカーが必要となるのです。
ライトワーカーの役割は、声を上げて誰かを変えようとすることではなく、ただ静かに“光”としてその場に存在し、必要なときに必要な光を届けること。
それが、彼らの本質的な在り方です。

これからの地球とライトワークの未来
この奉仕は、地球の土地や集合意識にとどまらず、その役割は宇宙意識との共同創造へと拡張しています。
地球では、気候や社会、価値観の変化を通じて、目に見えない波動の進化が進行中です。この変容に応じて、光の奉仕者の重要性はかつてないほどに高まっています。
アセンション、多次元との共鳴、宇宙的存在とのつながり・・・そうした言葉が現実味を帯び、「私たちは人間を超えた存在」「地球だけが全てではない」といった感覚を、多くの魂が思い出し始めています。
ワーカーは“地球の代弁者”として、宇宙意識との調和を担う存在へと変容しているのです。
そして今、もしあなたの中で、言葉にならない何かが静かに芽生え始めているなら、それは、あなたがもともと持って生まれた使命が動き出しているサインかもしれません。
地球や宇宙の存在が、まさに今、あなたという魂を必要としているのです。
あなたが“光の担い手”としてその使命に応えるとき、あなた自身が地球と宇宙を結ぶ光の架け橋となり、この惑星は本来の輝きへと確かに歩みを進めていくのです。

見えないところで、地球を支えている光の存在
ライトワークとは、個人の癒しを超えて、地球や地域、宇宙へと光を届ける奉仕の道です。本来は、目立つことなく、静かに、そして確かに進められています。
今この瞬間も、名前を知られることなく、地球を守るために働く“光の存在たち”が存在しています。彼らは、魂の契約を思い出し、その使命に応えて生きている人々です。
地球は今、大きな次元上昇のプロセスにあります。その変容を支えるのは、私たち一人ひとりの意識です。「地球のために何かをしたい」と感じる心は、あなたの魂が“光の契約”に反応しているサインかもしれません。
これは、誰か個人のために尽くすことではなく、自分自身の光で地球の進化に関わるという、魂の静かな選択です。この文章が、あなたの中にあるその“光”を思い出すきっかけとなれば、何よりの喜びです。