投稿日:2023.10.17 最終更新日:2025.9.22
スピリチュアルアルケミスト 小西未珈
目次
なぜ今、チャネリングが注目されているのか
「直感が鋭いあの人は、どうしていつも的確なアドバイスができるのだろう?」
「チャネリングってよく聞くけど、結局どんな能力なの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
近年、スピリチュアル分野だけでなく、心理学や自己啓発の世界でもチャネリングが注目されています。けれども「霊感との違いは?」「霊媒とどう違うの?」と疑問を抱く人も多く、誤解や不安を持ったまま講座に通い始める方も少なくありません。
この記事では、チャネリング初心者向けに基礎知識から他の能力との違い、実際の体験談までを詳しく解説します。スピリチュアル分野で経験している専門家が正しい知識をお伝えいたします。
基本定義を理解しよう
チャネリングとは、自分の意識をひとつの「チャネル(経路)」として開き、ガイド・天使・アセンデッドマスターといった高次の存在や、宇宙意識・アカシックレコードなどにつながることで、必要な情報やメッセージを受け取ることのできる能力です。
「チャネル(Channel)」という言葉が「水路」や「通路」を意味するように、チャネリング実践者は高次の存在や意識といった情報源を、この地上世界へと“通す”役割を担っています。
そして重要なのは、チャネリングは生まれつきの特別な才能ではなく、誰でも学習可能なスキルであるということ。練習を重ねることで日常生活に役立つ直感力が育ち、さらに専門的に学べば仕事として活かすこともできます。
ただし、能力の伸び方には個人差があります。そのため、プロとして活動できる水準までチャネリング力を高めるには、段階を踏んだ学びや実践的なトレーニングが不可欠となります。
チャネリングの特徴
チャネリングには、いくつかの大切な特徴があります。
・意識的な交信
チャネリングは「なんとなく降ってくる」ものではなく、明確な意図を持って高次元存在とつながり、やり取りをする意識的なコミュニケーションです。
・学習可能なスキル
生まれつきの資質だけでなく、正しい方法を学び、練習を重ねていくことで誰でも少しずつ身につけられます。段階的にスキルアップしていくことができるのです。
・建設的な目的
得られるメッセージは、自己成長やヒーリング、人生の課題解決などに活かすことが主な目的。チャネリングは現実をより良くするための“実践的な叡智”です。
・安全性
正しいやり方で行えば、ネガティブな影響を受けるリスクは低く、安全に取り組むことができます。安心して学び、実践できるのも魅力です。
特にチャネリングを仕事として活かしたい方にとっては、「安全性」と「段階的成長」は欠かせない要素です。単に“繋がる”体験を重ねるだけではなく、魂の進化に沿った学びを通して、チャネラー自身が成長し続けられることが大切になります。学びたい方は、このプロセスを体系的にサポートし、プロとして活動するために必要な知識と実践力を育む講座がおすすめです。
霊感(サイキック)・霊媒(ミディアム)との違いを徹底比較
チャネリング初心者が最も混乱するのが、霊感(サイキック能力)や霊媒(ミディアム)との違いです。これらは似ているようで、実は明確な違いがあります。
・霊感(サイキック能力)
周囲のエネルギーやオーラを直感的に“感じ取る”力。現状把握や予知に使われます。
・霊媒(ミディアム)
故人や地縛霊など、亡くなった存在と交信する力。供養や死者のメッセージ伝達が主目的です。
・チャネリング
ガイドや天使など高次の存在と意識的に“対話”する力。人生の指針や魂の成長をサポートします
つまり、チャネリングは「魂の進化をサポートする情報」を受け取るプロセスであり、霊感や霊媒とは次元も目的も異なります。
チャネリングと霊感の違い
霊感(サイキック能力)は、主に現在の環境や人のエネルギーを“感じ取る”能力を指します。
たとえば:
・人のオーラや波動の状態を読むことができる
・相手の感情や体調の変化を敏感に察知する
・場所や物に残されたエネルギーを感じ取る
・未来の出来事を予知するような直感を得る
このように、人や環境のエネルギーを読み取る力こそが霊感の大きな特徴です。
一方、チャネリングは 特定の高次元存在と“対話”する能力 です。
質問を投げかけ、明確な答えや指針を受け取るなど、積極的なコミュニケーションを行います。単なる感覚や直感にとどまらず、ガイドや天使から具体的なメッセージを受け取ることができる点が霊感との違いです。
チャネリングと霊媒の違い
霊媒(ミディアム)は、故人の霊や守護霊(先祖)など、この世を去った存在との交信を行う能力です。主な目的は、家族や友人へのメッセージを伝えることや供養といった役割にあります。
一方のチャネリングは、ガイドや天使、アセンデッドマスターといった高次元存在とつながります。彼らから受け取るメッセージは、個人の悩み解決だけでなく、魂の成長や人生全般に役立つ前向きなアドバイスが多いのが特徴です。
ここまでで「チャネリング・霊媒・霊視の違い」が整理できたと思います。どれもスピリチュアルな力ですが、目的や得られる情報が異なります。大切なのは、「自分が知りたいことや解決したいこと」に合わせて選ぶことです。
チャネリングで得られる効果
チャネリングを学ぶことで、日常や仕事にさまざまな変化が訪れます。
個人的な効果
・直感力が高まり、判断が的確になる
・高次からのサポートを感じ、心の安定が得られる
・インスピレーションが豊かになり、創造性が開花する
・悩みや不安に対する気づきが得られる
対人関係への効果
・他者への共感力が高まり、良好なコミュニケーションが築ける
・家族や友人に対して適切なアドバイスができる
仕事・キャリアへの効果
・ビジネス判断の精度が上がり、決断力が強化される
・職場の人間関係が円滑になる
・プロのカウンセラーやチャネラーとして活動する道が開ける
チャネリングを学ぶことで得られる効果は、日常生活の中での直感力アップから、心の安定、人間関係の改善、さらには仕事やキャリアにおける大きな変化まで幅広く及びます。
チャネリング初心者向け:受け取り方の3つのタイプ
チャネリングを学ぶうえで大切なのは、情報をどのように受け取るのかを理解することです。人によって得意なスタイルは異なり、大きく分けて3つのタイプがあります。
なぜこの理解が必要かというと、初心者の多くは「チャネリング=人と会話するように声が聞こえるもの」とイメージしてしまいがちだからです。実際には、言葉・イメージ・感覚といったさまざまな受け取り方があり、それぞれに特徴と魅力があります。
1. 言葉で受け取るタイプ(クレアオーディエンス)
このタイプは、頭の中に直接「言葉」や「文章」が浮かぶのが特徴です。頭の中に音のように言葉が響く感覚がある人もいます。このタイプは、実際に会話のような形でメッセージを受け取りやすい傾向があります。
初心者体験例:
・「今は休息が必要」というメッセージが突然浮かぶ
・自分の声ではなく、少し違う声色で言葉が響いたように感じる
・「シンプルな一言メッセージ」(例:「安心して」「大丈夫」)
言葉として受け取るので、メッセージが具体的で分かりやすいというメリットがあります。
2. イメージで受け取るタイプ(クレアボヤンス)
こちらは、映像・色・シンボルなどのビジュアル情報として受け取るのが特徴です。
初心者体験例:
・花畑の映像が浮かび、癒しのメッセージとして理解する
・観音様が現れ、エネルギーの浄化を意味していると感じる
・数字や記号が見えて、それが具体的な指示や合図と理解する
チャネリングで受け取るイメージは直感的で象徴的なことが多く、最初は意味が分からない場合もあります。だからこそ、シンボルの意味を学びながら解釈力を養うことで、深いメッセージを読み解けるようになります。
3. 感覚で受け取るタイプ(クレアセンティエンス)
最後は、体の感覚や感情、直感的な「知っている」感覚を通して情報を受け取るタイプです。
初心者体験例:
・胸がぽかぽかと温かくなり、「大丈夫」という安心のサインを受け取る
・背中がピリピリして、注意が必要だと察知する
・理由は分からないけれど、「こうするべきだ」と強い確信を持つ
感覚型は“感情や身体”を通してメッセージを受け取るため、最初は微細な変化に気づく練習が大切です。
チャネリング初心者のよくあるQ&A
チャネリングを学び始めたばかりの方からは、必ずといっていいほど似たような質問が寄せられます。
「これは本当にチャネリングなの?それとも自分の妄想?」「何も感じられないけど大丈夫?」「ネガティブな存在と繋がってしまわない?」など・・・。
初心者がつまずきやすいポイントを整理し、Q&A形式で分かりやすく解説していきます。
Q1: チャネリングと妄想の違いがわからないのですが?
A: 確かに初心者の方が最も戸惑うポイントですね。実際に、わたしの受講生たちも最初は「これは妄想なのでは?」と同じことを言います。ですが練習を重ねていくうちに、妄想と本当のメッセージの違いが少しずつ分かるようになっていきます。
まずは、その見分け方のポイントをお伝えします。
・本物のチャネリングメッセージは矛盾がなく、同じテーマについて繰り返し同様の内容が届く
・自分の願望や期待とは異なる、時には耳の痛い内容も含まれる
・常に成長や改善につながる前向きな視点が含まれている
・自分では思いつかないような表現や視点が含まれる
・繋がる場所や存在によって波動が異なるため、エネルギーの質を見極める
ここで大切なのは、解釈の段階で自分の価値観や固定観念が入り込みやすいという点です。価値観が強い人ほど「こうあってほしい」「これは間違いない」と思い込みやすく、それがメッセージを歪める原因になります。
そのため、まずは「自分がどんな価値観や思考パターンを持っているのか」をしっかり認識することが、純度の高いチャネリングを行う鍵となります。これは単なるテクニックではなく、心のフィルターを透明にしていく魂の成長プロセスでもあるのです。
チャネリング初心者は、自身の価値観や固定観念が入っている解釈をしていることが分かりません。そのため、仕事にしていく場合は、しっかりと学んでいくことが大切なのです。
最初は判断が難しいですが、練習を重ねていくことで「妄想」と「チャネリング」の違いは自然と見分けられるようになります。
Q2: チャネリング練習で何も受け取れませんでした。才能がないのでしょうか?
A: 初心者の方が一番心配するのが「何も受け取れない=才能がないのでは?」という不安です。実際に、わたしの受講生たちも最初は同じ悩みを口にします。ですが、初回から明確なメッセージを受け取れる人の方が珍しいのです。全く何も感じないという人もいますが、それにはいくつか理由があります。ここでは代表的な4つをご紹介します。
・新しいエネルギーを受け取る準備ができていない
・緊張や慣れなさから集中できていない
・封印がかかっている
・固定観念によるフィルター
大切なのは、できない=才能がない、では決してないということです。むしろ「できない」と感じる状態こそが、心の準備や固定観念を手放す学びのプロセスなのです。練習を続けることで、必ず微細な変化から受け取れるようになります。
Q3: ネガティブな存在と繋がってしまう心配はありませんか?
A: 初心者の方がよく抱える不安が「もしネガティブな存在と繋がってしまったらどうしよう」という心配です。実際に、わたしの受講生たちも最初は同じ質問をします。ですが、正しい準備と意識の持ち方をすれば、そのリスクは大きく減らせます。ネガティブな存在につながらないために大切なのは、次の4つのポイントです。
・プロテクションを行う
・グラウンディングをする
・意識を高次に高める
・メッセージの質を見極める
ネガティブな存在からのメッセージは、高圧的で恐れを植え付けたり、コントロールしようとする傾向があります。また、やたらとおしゃべりで内容が散漫な場合も注意が必要です。何故なら、高次の存在は、おしゃべりではないからです。ただし、身近な守護霊の場合は、結構話してくる存在達もいますが、守護霊も、あなたの意識次第で高次に変わっていきます。
Q4: 誰でもできるなら、プロのチャネラーとの違いは何ですか?
A: 素晴らしい質問ですね。実際に「誰でも学べるのなら、プロとの違いは?」と疑問を持つ方は多いです。確かにチャネリングの基礎は、練習すれば誰でも習得可能です。ですが、仕事として人の人生に関わるレベルでは大きな違いがあります。
例えば、友達の相談を受けているからと言って、学ぶことなしにプロの心理カウンセラーにはなれないように、技術や知識が必要となるのです。プロとして活動するためには、次のような専門性が必要になります。
・受け取る力:安定して高次の情報を受信できる能力と技術
・解釈する力:情報やメッセージを受け取るだけでなく、シンボルやメタファーを正しく読み解く知識
・伝える力:クライアントに分かりやすく、状況に応じて適切に伝える技術
・スピリチュアル知識:チャクラ・エネルギー・魂の成長段階などへの深い理解
・カウンセリング技術:相手の心理状態を踏まえ、サポートできる力
・倫理観:クライアントの自由意思と最善を尊重する姿勢
これらが揃って初めて、チャネリングは「人を導く仕事」として成り立ちます。
個人利用なら基礎レベルで十分楽しめますが、他者に提供するとなれば専門学習と実践経験が不可欠です。プロのチャネラーは、ただ“つながる”だけではなく、メッセージを魂の成長に沿って翻訳し、クライアントに安心と変容をもたらす役割を担っているからです。
まとめ:チャネリングは魂の道をひらくスキル
ここでは、チャネリング初心者向けに基本定義、霊感や霊媒との違い、期待できる効果、初心者が知るべき実践のポイントを解説しました。
重要なポイントは:
・チャネリングは誰でも学習可能なスキル
・安全性を確保しながら段階的に習得できる
・魂の成長をサポートする実践である
・プロとして活動するには専門的な学びが必要
このプロセスを体系的に学べるカリキュラムがあるところがおススメです。

さらに具体的な実践方法を知りたい方はこちら:
初心者向け チャネリング実践ガイド:安全な始め方と能力開発方法
実際にチャネリングを体験しながら学びたい方へ:
LUMINOUSチャネリング入門講座(瞑想チャネリング動画付き)